酵素ドリンクを自分で作る場合

酵素ドリンクは自分で作れないの?

酵素ドリンクがどれだけ体にいいのかというのは、ほかのページでも特集しているのでお分かりだと思います。
では、そういった酵素ドリンクは自分で作るのことができないのでしょうか。

 

酵素ドリンクの特徴から考えて、自宅で作る場合を考えてみましょう。
まずは、酵素ドリンクがどういったものなのかをもう一度確認します。

 

酵素ドリンクとは

今や多くの雑誌やテレビに特集されている酵素ですが、いまいちよくわかっていないという方もおられるので、ここで軽く解説していきますね。
酵素というのは、私たちが生活するうえで、食べ物を消化したり吸収したりする働きを助けてくれるとても大切なものです。

 

本来は体の中で生成されているのですが、年齢などの影響で体内で生成される量が少なくなっていきます。
若いころは大丈夫だったのに、同じ食事量で太りやすくなってきたと感じるのはそういった意味だったんです。

 

また、酵素は熱に弱く、50度~70度程度の熱で簡単に破壊されてしまうという特徴があります。
だからこそ、食材などには酵素が多く含まれていても、調理過程などで破壊されている場合も多くあって、食事の中から酵素を摂取しようと思っても
なかなか難しいんですね。

 

そういった時に開発されたのが酵素ドリンクでもあるんです。

 

体の中で不足している酵素を補給していくことが手軽にできるので、様々なメーカーから発売されているのですね。

 

また飲み方もダイエット効果を最大化させるために工夫したり、
健康目的の場合の飲み方など様々な方法があるようです。

 

では、そういった酵素ドリンクは自分で作ることができないのでしょうか。

酵素ドリンクを自作する

基本的に販売されている酵素ドリンクというのは、
発酵過程を何年もとった上質の酵素をふくんでおり、一般家庭でそういった酵素を発酵過程を経て
作るというのはとても難しく、何年もかかる作業になってしまいます。

 

しかし、食材の中には生きている酵素が含まれており、
そういった酵素を取り出して飲み物として抽出することは可能なんです!!

 

まずは一般的な酵素ドリンクの作り方を見ていきましょう。

家庭で酵素ドリンクの作り方

用意する素材と容器

  • 無農薬や低農薬などの野菜や果物
  • 砂糖
  • ガラス容器

 

まずは作り方としては、素材となる野菜や果物を適度な大きさにカットして、ガラス容器に入れていきます。
その後、砂糖(家庭で作る場合は上白糖)を素材の1.1倍の量を入れていきます。

 

それを発酵させるために、毎日混ぜ混ぜしていきます。

 

実際に作っていくと、砂糖が大量に入っているので、糖分の過剰摂取を気にするかもしれませんが、発酵段階で糖分は分解されるようです。
ただし、毎日混ぜなくては発酵が進まないので、手間はかかってしまいます。

 

また素材として選ぶ野菜や果物によって、摂取できる酵素が変わってくるので、当然味も素材に左右されていきます。

 

発酵段階では冷蔵庫での保存ではなく、常温での保管をしてください。発酵のための適温は35度くらいがいいそうなので、
温度管理も必要になりますが、酵素というのは熱に弱い特性を持っているので、加熱することは避けるようにしましょう。

 

タオルでくるむなどの工夫が必要になります。
ここまで見ると、やはり手間が相当必要なのがわかると思います。

 

しかし、手軽に野菜や果物の酵素を摂取できる方法があるんです。

 

 

その方法とは、スロージューサーです。
中には低速圧搾ジューサーとか、コールドプレスジューサーなどと
呼ばれているので、雑誌やテレビなどのメディアを通じて聞いたことがあるかもしれませんね。

 

野菜や果物をミキサーのように切り刻むのではなく、
ゆっくりと絞り出して、ジュース部分と搾りかすに分けて出すことができるマシンなんです。

 

 

通常野菜や果物が持っているビタミンやミネラルなどの栄養素や生きた酵素は生野菜が完璧な状態といわれています。
しかし、料理などで加熱されたりすると熱に弱い酵素やビタミンなどは死んでしまいます。

 

また食材においても果物や野菜も実の部分だけではなく、
皮や料理の時点で捨てるようなものにこそたくさんの栄養が含まれていることも
とても多いんですね。

 

だからこそ、丸ごとスロージューサーにてたっぷりの栄養や酵素がしっかりと絞り出すことのできるスロージューサーは
まさに手作りの酵素ドリンクが手軽に手に入れることができるんです。

 

手作りの酵素ドリンクの効果と注意点

このようにスロージューサーで作った酵素ドリンクはコールドプレスジュースとも言われていて、
摂取した酵素が食べ物の消化を助けてくれたり、栄養をしっかりとエネルギーに変換してくれるんです。

 

また、細胞を活性化させることで免疫力も向上し、病気にも強い体を作ってくれるんです。

 

 

そしてここで手作りの酵素ドリンクの注意点を見ていきましょう。

 

まずは、手作りをする際に選ぶ野菜や果物を無農薬やせめて低農薬のものにしてください。
せっかくのデトックス効果のある酵素ドリンクなのに、老廃物を飲むようなことだと意味がありません。

 

そして、素材が冷蔵庫などで冷えている場合、作った飲み物で体を冷やしてしまう可能性があります。
冷蔵庫に保存してある場合は、常温になるまで待ってから作ったほうが、
胃腸の弱い方や普段不摂生があるかたは注意したほうがいいと思います。

 

さらに自作で酵素ドリンクを作る際には長期間の熟成発酵は難しいので、
砂糖を使います。
酵素ドリンクを作る目的をダイエットを行うためならば、
この砂糖が使われているというポイントを注意しなければなりません。

 

砂糖は糖質となり、体の中でエネルギーになるのですが、
使われなかった糖質は、脂肪としてストックされるのです。

 

なので糖質の少ない、天然の糖質を使われている酵素ドリンクが人気になるのも
当然なんです。